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- 大腸がん
こんなお悩みはありませんか？
- 便に血が混じることがあり、不安を感じていませんか
- 最近、便が細くなったり、便秘と下痢を繰り返していませんか
- お腹の張りや痛みが続いていませんか
- 急に体重が減った、貧血を指摘されたことはありませんか
これらの症状があるからといって必ず大腸がんというわけではありませんが、放置すると病気が進行してしまう可能性があります。気になる症状がある方は、お早めの検査をおすすめします。
大腸がんとは
大腸がんは、大腸（結腸や直腸）に発生する悪性腫瘍で、日本では年々増加傾向にあります。初期には自覚症状が少なく、気づかないうちに進行してしまうこともあります。
大腸がんの多くは、良性の「大腸腺腫（腫瘍性ポリープ）」が数年かけて悪性化して発生すると考えられています。
大腸ポリープの段階で発見・
切除することが、
大腸がん予防の
大きなカギになります。
大腸がんの主な原因と予防
大腸がんの発症には、遺伝的要因に加えて食生活や生活習慣が深く関わっています。
リスクを高める要因
- 赤身肉や加工肉を多く摂る食生活
- 野菜や食物繊維不足
- 喫煙や過量の飲酒
- 運動不足
- 肥満
- 家族に大腸がんの既往がある
など
予防のためできること
- 野菜や海藻、きのこ類を積極的に摂取すること
- 適度な運動を習慣にすること
- バランスの良い食事を心がけること
特に40歳を過ぎたら、
定期的な大腸内視鏡検査を
受けることをおすすめします。
大腸がんの検査
よしはら内科・内視鏡クリニックでは
大腸内視鏡検査（大腸カメラ） を
中心に、大腸がんの早期発見・
予防に力を入れています。
- 鎮静剤を使用することで、ほとんど痛みのない検査が可能です。
- ポリープが見つかった場合は、その場で切除することができます。
- 経験豊富な内視鏡専門医が丁寧に検査をおこないます。
大きなポリープ（2cm以上）はがん化のリスクが高いため、早期に発見することが大切です。
特に検査を受けていただきたい方
- 健康診断の便潜血検査で陽性が出た方
- 便通異常が続いている方
- ご家族にがんの既往がある方
大腸がんの治療と経過
大腸がんは、早期に発見できれば十分に治療可能ながんです。
大腸がんのステージと治療法について
大腸がんの治療は「病期（ステージ）」によって異なります。病期はがんの進行度を示すもので、0からⅣまでに分けられています。治療には「標準治療」と呼ばれる、その時点で科学的根拠に基づいた最良の方法が選択されます。
ステージ0
がんが大腸の粘膜に
とどまっている段階です。
この場合は内視鏡で切除する治療が中心となります。一度で取り切れない場合には、手術が必要になることもあります。
ステージⅠ
がんが粘膜や
浅い部分にとどまっている場合は、
内視鏡での切除が可能です。
一方で、がんが粘膜下層の深い部分まで達している場合には、手術が選択されます。手術では腸管の一部と、転移の可能性があるリンパ節を切除します。
方法には、お腹を開けておこなう開腹手術と、小さな切開口から内視鏡を挿入する腹腔鏡手術があります。
ステージⅡ・Ⅲ
より進行した段階で、
手術による腸管とリンパ節の
切除が基本です。
切除したリンパ節に転移が確認された場合には、再発を予防するために薬物療法（抗がん剤治療）や放射線療法を組み合わせることがあります。
ステージⅣ
がんが他の臓器に
転移した段階です。
切除が可能な場合は、原発のがんや転移したがんを手術で取り除きます。必要に応じて複数回の手術がおこなわれることもあります。手術によって根治が望めるケースもありますが、転移の場所や個数、患者さまの全身状態によっては手術が難しい場合もあります。その際は薬物療法や放射線療法、また症状を和らげるための緩和治療が選択されます。
受診をご検討中の方へ
箕面市のよしはら内科・内視鏡クリニックでは、消化器内視鏡専門医であり麻酔科標榜医でもある院長が、鎮静剤を用いた苦痛の少ない内視鏡検査をおこなっています。麻酔科医としての経験を活かして安全に配慮しながらできるだけリラックスした状態で検査を受けていただけます。
「検査は怖い」「忙しくてなかなか…」とためらっている方も一度お気軽にご相談ください。