大腸カメラが必要な理由|箕面・石橋・豊中で大腸内視鏡をお考えの方へ
健康診断や人間ドックで「便潜血陽性」と指摘され、不安になっていませんか。
便潜血検査は、大腸がん検診でも広く行われている検査です。
しかし、結果の意味や、その後に何をすればよいのかを知らないまま放置してしまう方も少なくありません。
便潜血陽性の場合は、大腸カメラ(大腸内視鏡)による精密検査が必要です。
ここでは、
- 便潜血検査とは何か
- 陽性だった場合の原因
- 大腸カメラが必要な理由
について、消化器専門医の立場から分かりやすく解説します。
便潜血検査とは
便潜血検査とは、便の中に血液が混ざっていないかを調べる検査です。
消化管(食道・胃・小腸・大腸)で
- 炎症
- 潰瘍
- ポリープ
- がん
などが起こると、出血することがあります。
出血量が多い場合は、
- 赤い便(血便)
- 黒い便(黒色便)
として肉眼で確認できます。
しかし、微量の出血は見た目では分かりません。
便潜血検査では、採取した便に試薬を反応させることで、肉眼では分からない微量の血液を検出することができます。
簡単に行える検査のため、
-
- 健康診断
- 人間ドック
- 大腸がん検診
で広く行われています。
便潜血検査は大腸がん死亡率を下げる検査
便潜血検査は、大腸がん検診として非常に有用な検査であり、大腸がんによる死亡率を低下させることがわかっています。
ある研究では、
- 毎年検査を行うことで大腸がん死亡率が約30%減少
- 2年ごとの検査でも15〜20%の減少が期待できる
と報告されています。
ただし、便潜血検査は完璧な検査ではありません。
便潜血検査の限界
便潜血検査は簡便で有用な検査ですが、すべての大腸がんやポリープを見つけられるわけではありません。
実際には、
- 一部の大腸がん
- 多くの大腸ポリープ
が見逃されてしまうことがあります。
特に、早期大腸がんの約半数は便潜血陰性と報告されています。
つまり、便潜血陰性=大腸がんがない、とは言い切れません。
便潜血陽性でも必ず病気とは限らない
便潜血陽性といわれても、必ず重大な病気があるとは限りません。
例えば次のような原因でも陽性になることがあります。
- 切れ痔(裂肛)
- 痔核(いぼ痔)
- 腸炎
- 月経血の混入
しかし、痔があるからといって安心はできません。
実際には、痔と大腸がんが同時に存在しているケースもあります。
そのため、便潜血陽性と言われた場合は、原因をきちんと調べることが重要です。
便潜血陽性の原因の多くは「大腸」
現在の健診で行われている便潜血検査は、免疫学的便潜血検査(FIT)と呼ばれるものです。
この検査はヒトヘモグロビンを検出する検査のため、
- 胃
- 十二指腸など
の上部消化管の出血は分解されて検出されにくい特徴があります。
そのため、便潜血陽性の原因はそのほとんどが大腸からの出血とされています。
主な原因は
- 大腸ポリープ
- 大腸がん
- 大腸炎
- 痔
- 憩室症
などです。
上部消化管や小腸が原因になることは極めてまれです。
便潜血陽性で見つかる病気の割合
便潜血陽性の方が大腸カメラを受けた場合、
- 約3%で大腸がん
- 約20%で治療が必要なポリープ
が見つかるとされています。
一方で、約80%の方では病的な異常が見つからないのが現状です。
しかし、大腸がんや前がん病変を見逃さないためには、大腸カメラによる精密検査が非常に重要です。
大腸がんは日本で最も多いがん
日本では年間約15万人以上が大腸がんと診断されています。
大腸がんは現在、日本で最も多いがんの一つです。
また、日本人は2人に1人が一生のうちにがんと診断されるといわれています。
大腸がんは、早期に発見すれば内視鏡で治療できる可能性が高いがんです。
便潜血陽性の場合、大腸カメラはいつ受けるべき?
健康診断で便潜血陽性を指摘された場合、できるだけ早めに大腸カメラを受けることが推奨されています。
「痔があるから様子を見よう」「もう一度便潜血検査を受けてみよう」と考えてしまう方もいますが、便潜血陽性が出た場合は精密検査として大腸カメラを受けることが基本です。
こんな症状がある方はご相談ください
以下の症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
- 健診で便潜血陽性と言われた
- 便に血が混じる
- 便が細くなった
- 黒い便が出る
- 下痢と便秘を繰り返す
- 排便後もすっきりしない
- 貧血を指摘された
- 原因不明の体重減少がある
箕面・石橋・豊中で大腸カメラをご検討の方へ
大腸カメラ検査に不安を感じる方は少なくありません。
特に、
- 検査が怖い
- 過去の内視鏡検査がつらかった
- 鎮静剤が心配
という声をよく耳にします。
内視鏡検査では、鎮静剤を使用した麻酔管理が重要な要素となります。
当院院長は、大学病院の麻酔科で約3年間、手術麻酔に専従しており、麻酔科標榜医の資格を有しています。
その経験を活かし、
- 鎮静剤の適切な使用
- 安全性に配慮した麻酔管理
- 苦痛の少ない内視鏡検査
を心がけています。
「内視鏡検査が怖い」「以前つらい経験をした」という方も、安心してご相談ください。
当院の大腸カメラ検査について
当院では、消化器専門医による苦痛の少ない大腸カメラ検査を行っています。
- 鎮静剤を使用した内視鏡検査
- ポリープの日帰り切除
- 胃カメラと大腸カメラの同日検査
にも対応しています。
このような方に鎮静内視鏡をおすすめしています
- 内視鏡検査が怖い方
- 過去の大腸カメラがつらかった方
- 嘔吐反射が強く胃カメラが苦手な方
- 痛みや不安をできるだけ少なく検査を受けたい方
鎮静剤を使用することで、眠っているような状態で検査を受けることが可能です。
検査への不安がある方も、お気軽にご相談ください。
箕面・豊中・池田(石橋)エリアで大腸カメラをご希望の方へ
当院には
- 箕面市
- 池田市(石橋エリア)
- 豊中市
など、北摂エリアから多くの患者様が大腸カメラ検査に来院されています。
健康診断で便潜血陽性を指摘された方は、放置せず一度ご相談ください。
大腸がんは早期に発見すれば内視鏡で治療できる可能性が高い病気です。
早期発見のためにも、必要に応じて大腸カメラによる精密検査を受けることが大切です。
