当院の内視鏡検査が選ばれる理由

院長は大学病院での麻酔科医として、多くの全身麻酔管理を経験してきました。その専門知識と技術を内視鏡検査に応用し、患者さまお一人ひとりの体質や状態に合わせた最適な鎮静をご提供します。心臓や肝臓、腎臓などの基礎疾患がある方でも、適切な麻酔管理により安全に検査を受けていただけます。

多くの医療機関では胃カメラと大腸カメラを別々の日におこないますが、当院では同日に両方の検査が可能です。これにより、来院回数を減らせるだけでなく、麻酔も1回で済むため身体への負担を軽減できます。また、お仕事や育児で忙しい方も、1日で効率的に検査を終えることができます。もちろん、ご希望や体調に応じて別日程での検査も可能です。検査の内容や流れについては事前に詳しくご説明し、患者さまのご意向を尊重した計画を立てています。

当院では内視鏡検査を「チーム医療」として取り組んでいます。専門医、専門資格である内視鏡技師を持つ看護師そして受付スタッフ全員が患者さまの不安を和らげるためのサポートを心がけています。検査前の食事制限の説明から、大腸カメラ前の排便コントロール、検査当日の細やかなケア、そして検査後のフォローまで一貫した対応をおこなっています。特に大腸カメラの前処置は負担が大きいものですが、当院では適切な指導により下剤の量を最小限に抑え、より快適に準備していただけるよう工夫しています。スタッフ一人ひとりが患者さまの声に耳を傾け、安心して検査を受けていただける環境づくりに取り組んでいます。

「検査を受けたいけれど平日は仕事で忙しい」という声にお応えして、当院では土曜日だけでなく日曜日も内視鏡検査を実施しています（第3日曜日は診療しています）。お仕事がお忙しい方々や子育てをしている方々も、ご自身の健康管理がしやすいよう配慮しています。また、箕面市の無料胃がん検診も土日に受けることができるため、より多くの方に検診の機会をご提供しています。早期発見・早期治療のためにも、お仕事の都合に合わせて検査が受けられる環境を整えています。

当院では、院長が消化器内科専門医として多くの症例を経験してきました。特に早期がんの発見・診断に関する豊富な経験があり、微細な病変も見逃さない丁寧な検査を心がけています。また、病変が見つかった場合には、その場で組織検査（生検）をおこない、正確な診断につなげることも可能です。
急性期総合病院での勤務経験を生かし、緊急性の高い症例にも迅速に対応いたします。特に消化管出血などの緊急症例では、経験に基づいた適切な判断と迅速な処置をおこないます。患者さまの症状や検査結果から総合的に判断し、必要に応じて連携医療機関へのスムーズなご紹介もおこなっています。

当院では患者さまのお話を丁寧にお聞きする診療を心がけています。初診の方には特に時間をかけて問診をおこない、症状や不安をしっかりと伺います。患者さまの訴えをじっくり聞くことで、隠れた症状や重要なサインを見逃さないよう努めています。
検査の前には分かりやすく丁寧な説明をおこない、不安を解消していただいた上で検査に臨んでいただけるよう配慮しています。また、検査後には検査中の画像を見ながら結果をくわしくご説明し、今後の治療方針や生活上の注意点についても分かりやすくお伝えします。

「ストレスだから」と自己判断せずに、一度専門医に相談することの重要性をお伝えしています。些細なことでもお気軽にご相談いただける、親しみやすい診療所を目指しています。

当院では、FUJIFILM社の次世代内視鏡システム「ELUXEO(エルクセオ)」を導入しています。
4 LED光源による高精細な画像で、粘膜のわずかな色調変化や微小病変も正確に観察することができます。
NBI（狭帯域光観察）などの特殊光観察も活用し、がんやポリープの早期発見につなげています。

従来の空気送気では検査後におなかの張りが残ることがありますが、
当院では炭酸ガス（CO₂）を使用しています。
吸収が早いため、検査後の腹部膨満感が少なく、より快適にお過ごしいただけます。

鎮静を伴う検査後は、リクライニングチェア付きの専用リカバリールームでお休みいただけます。
スタッフが体調や覚醒状態を丁寧に確認し、安心してご帰宅いただけるまでしっかりサポートいたします。

検査後には、内視鏡画像を用いて医師が分かりやすく結果を説明し、
生活習慣の改善や食事指導、再検査のタイミングなどを丁寧にご案内します。
必要に応じてCT検査や採血検査などを組み合わせ、一人ひとりに合わせた総合的なフォロー体制を整えています。