- HOME>
- 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
こんなお悩みはありませんか?
- みぞおちの痛みが食後や夜間に強くなる
- 胃もたれや胸やけが続いて食事が楽しめない
- 空腹時に胃がヒリヒリするような痛みを感じる
- 吐き気や膨満感があり気分が悪くなる
- 胃薬を飲んでも症状がよくならない
- 黒っぽい便(タール便)や吐血があった
- 強いストレスや不規則な生活で胃の調子が悪化する
当てはまる症状がある場合は、「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」の可能性があります。
箕面市のよしはら内科・内視鏡クリニックでは、専門医による内視鏡検査で原因を正確に調べ、患者さま一人ひとりに合わせた治療をおこなっています。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍とは
胃や十二指腸の粘膜が傷つき、粘膜の一部が欠けて深くくぼんだ状態を「潰瘍」と呼びます。
胃酸などの攻撃因子と粘膜を守る防御因子のバランスが崩れることで発症し、日本人の10人に1人が生涯で経験すると言われています。
症状が軽い場合でも、放置すると出血や穿孔(胃や腸に穴が開くこと)など命に関わる合併症につながることがあります。早期発見と適切な治療がとても大切です。
発症の主な原因
ピロリ菌感染
最も多い原因はヘリコバクター・ピロリ菌です。長期間胃粘膜を刺激して炎症を起こし、潰瘍患者の7〜9割から検出されます。除菌治療は再発防止に効果的です。
薬剤による影響
解熱鎮痛薬(NSAIDs)は、粘膜を守る働きを弱めるため、潰瘍を発症させやすくします。慢性的に服用している方は注意が必要です。
生活習慣・ストレス
強いストレスや不規則な生活習慣は自律神経のバランスを乱し、胃酸分泌を増加させます。喫煙や飲酒も粘膜を弱らせる要因となります。
主な症状と注意すべきサイン
腹痛
胃潰瘍では食後に、十二指腸潰瘍では空腹時や夜間に痛みが強まる傾向があります。
消化器症状
胸やけ、もたれ感、吐き気、膨満感などが長引く場合は要注意です。
危険な症状
吐血や黒色便、突然の激しい腹痛は緊急性が高いため、すぐに受診が必要です。
よしはら内科・内視鏡クリニックの診断から治療まで
箕面市のよしはら内科・内視鏡クリニックでは、消化器内視鏡専門医であり麻酔科標榜医でもある院長が直接診療を担当し、安全で正確な検査と治療をおこなっています。精度の高い内視鏡を導入しており、微細な病変も見逃さない精密な検査が可能です。さらに、薬による治療だけでなく、生活習慣の改善や再発予防のためのサポートまで含めて、患者さまに寄り添ったフォロー体制を整えています。
診断
内視鏡検査(胃カメラ)
潰瘍の有無や位置・深さを直接観察できる確実な検査です。当院では鎮静剤を用いて苦痛を抑えた内視鏡検査をおこない、必要に応じて組織検査で悪性疾患との鑑別もおこないます。
ピロリ菌検査
内視鏡時の組織検査のほか、呼気検査や血液検査で感染を確認し、陽性の場合は除菌治療をおこないます。
総合的な鑑別診断
胃がんやリンパ腫など、潰瘍と似た病気を見逃さないよう、血液検査や画像検査も組み合わせます。
治療方法
薬物療法
胃酸を抑える薬(PPIやH2ブロッカー)や粘膜保護薬を使用し、潰瘍の修復を促します。
ピロリ菌除菌
抗菌薬と制酸薬を組み合わせた治療で、90%以上の成功率が期待できます。
生活習慣改善
食生活の見直し、禁煙、節度ある飲酒、ストレス対策が再発予防につながります。
内視鏡的治療
出血がある場合は内視鏡による止血処置で、重症化を防ぎます。
